観光スポット

世界に誇る奈良大和路の観光スポット

飛鳥時代をはじめ、奈良時代にはシルクロードの終着地として華やかな文化が発展するなど、日本史の数々 の舞台に登場してきた奈良の地は、社寺仏閣をはじめとする歴史的建造物も数多く残り、国宝の建造物数で は日本最多を誇ります。ここでは、観光スポットをいくつかのエリアに分けてご紹介します。駅から離れた 場所にあることも多く、観光の際は、目的地に直接アクセスできて効率的な貸切バスのご利用が便利です。

  • 佐保路・西ノ京 佐保路は東大寺の転害門から西に伸びる道で、この道沿いに点在する三観音と呼ばれる不退寺、海龍王寺、法華寺を ゆっくりと巡ると万葉人の気分が味わえそうです。 平城京の西側は、世界遺産となった薬師寺や唐招提寺が見られる西ノ京エリアです。
  • 斑鳩・今井町 推古天皇の時代に聖徳太子が建立した世界最古の木造建造物でありユネスコの世界遺産に日本で初めて登録された法隆寺のほか、飛鳥時代の彫刻の最高傑作として知られる国宝・菩薩半跏像のある中宮寺や藤ノ木古墳など見どころは多彩。 一方、町並み全体が「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けている橿原市今井町は、江戸幕府から自治的特権を与えられていた当時の姿を伝える美しい町並みが保存されています。
  • 奈良公園周辺 鹿とふれあえることで知られる奈良公園は、660ヘクタールもの緑あふれる広大な敷地内に、スケールの大きな大仏で知られる東大寺や朱塗りの回廊が印象的な春日大社など、世界的に有名な社寺仏閣が集まっており、数多くの国宝や重要文化財を目にすることができるエリアです。
  • 飛鳥・吉野 のどかな風景に万葉人の悠然とした息づかいが感じられる飛鳥では、聖徳太子の生誕地に建つ橘寺や、日本最古の寺である飛鳥寺のほか、色鮮やかな女子群像の壁画で知られる高松塚古墳、天文図や四神の壁画が発見され大きな話題となったキトラ古墳、蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳など、古代のロマンを感じることができます。 また、桜のシーズンなら、麓から順に開花する吉野山の見事な桜はぜひ見ておきたいもの。